2020年03月04日13時32分
【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いで、１４州の予備選などが集中する序盤戦最大のヤマ場「スーパーチューズデー」が３日、全米各地で行われ、同日夜（日本時間４日午前）から開票が始まった。米ＣＮＮテレビによると、中道派バイデン前副大統領（７７）が南部州を中心に勢いを見せ８勝を挙げた。
決戦直前、構図に変化 スーパーチューズデー投票始まる―民主の大統領候補指名争い
急進左派サンダース上院議員（７８）は３勝を確実にし、大票田のカリフォルニア州（代議員数４１５）でリードしている。
スーパーチューズデーでは、７月の党大会で大統領候補を決定する代議員の３分の１に当たる１３４４人が争われた。１４州の予備選に加え、米領サモアが党員集会を実施した。
中道派の一本化の動きを受けて勢いに乗るバイデン氏はノースカロライナ（同１１０）、バージニア（同９９）、アラバマ（同５２）、テネシー（同６４）、オクラホマ（同３７）、アーカンソー（同３１）の南部６州と中西部ミネソタ州（同７５）、東部マサチューセッツ州（同９１）で勝利を確実にした。
これまで指名争いをリードしてきたサンダース氏は地元の東部バーモント州（同１６）、西部コロラド州（同６７）、ユタ州（同２９）を制することが確実になった。
今回新たに参戦した中道派の大富豪ブルームバーグ前ニューヨーク市長（７８）は、米領サモア（同６）の党員集会で勝利した。
2020-03-04 04:32:00Z
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