新型コロナウイルスの感染が拡大する中で岐阜県警は、県民の感染に対する不安につけ込んだ詐欺など犯罪被害への注意を呼び掛けている。
県警生活安全総務課によると、新型コロナウイルス関連の刑法犯認知件数は１０日現在で９件。内訳は、ドラッグストアやショッピングセンターなどでマスクや消毒液が盗まれる窃盗被害が８件、インターネットショップでマスクを購入したがひもだけが届いたという詐欺被害が１件。このほかにも、大垣市内の高齢者宅に「マスクの配布をしている。家族は何人か」と個人情報を聞き出す電話や、安八郡神戸町の飲食店に「緊急対策特別資金。保証人・担保なし１５００万円貸します」と書かれたファクスが送られてくる、といった詐欺の前兆事案の相談も寄せられているという。
一方、長期にわたる休校や外出自粛に伴う家庭内暴力（ＤＶ）や児童虐待の増加も懸念されるという。今年３月末現在のＤＶ相談は前年同期比で若干減少しており、今のところ数字の上での影響は見られないが、同課は「被害が潜在化している恐れもある。警察相談電話『＃９１１０』のほか、自宅で電話しづらい場合は県警ホームページのメールフォームなどを活用してほしい」と訴える。
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April 14, 2020 at 06:31AM
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ネットショップでマスク購入...ひもだけ 「コロナ犯罪」に注意を - 岐阜新聞
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