香港政府の薛永恒（アルフレッド・シット）創新・科技局長は、香港と中国広東省、マカオの３地域間で新型コロナウイルス感染の有無を調べる強制検疫を相互に免除する「健康コード」の実施時期について、「少なくともあと２週間は様子をみる必要がある」と述べ、早くても９月中旬以降になるとの見通しを示した。８月31日付香港経済日報などが伝えた。
薛氏は地元テレビ局電視広播（ＴＶＢ）の番組で、健康コードについて「感染状況が収まった後に実施する」と説明した上で、「感染第３波がこのまま収まるかどうか、最低でもあと２週間は見守る必要がある」と述べた。政府が希望者全員を対象に１日から実施するＰＣＲ検査の結果については、時期がずれるため健康コード取得のためのデータには使えないとの見解を示した。
薛氏は健康コードに関し、最初の段階では申請枠が設けられる見通しを示し、域外への出境を予定している人はオンラインで登録後、指定の検疫センターでＰＣＲ検査を受け、陰性が確認された段階で申請することになると説明。政府が検討しているＱＲコードを使った感染リスク通知アプリに関しては、「まだコンセプト段階」としながらも、９月中に完成するとの見方を示した。
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August 31, 2020 at 10:03PM
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健康コード実施は最速９月中旬、創新局長 香港・社会・事件 - NNA ASIA
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