小中学校の休校方針の公表が2月27日。すぐに、ブランドAの購入意向が高まりを見せています。これを3月中旬あたりからブランドBが追い上げていきます。ブランドBは発売17年目の大型リニューアルが4月から開始されたこともプラスに働きさらに上昇を続けました。この動きは外出自粛で家庭内での需要が関係した可能性も考えられます。
反対に、ブランドAの購入意向は4月2日を契機に落ちてきました。しかしながら5月に入るとブランドAの購入意向が反転攻勢し始めます。5月11日頃数日ブランドBが購入意向でトップにたったのですが、すぐにブランドAが購入意向のトップを奪回し5月下旬以降はほぼトップの購入意向となっています。自粛が少しずつ解除されていくにしたがって、ブランドAの購入意向が高まってきているようにみえます。アウトドアに強い可能性も考えられます。
一方で、ブランドA・ブランドBと違う傾向にあるのがブランドCです。社会的な環境の変化と連動したような急激な上昇や下降があまりなく、変動の推移が小さく堅調な横ばい推移となっています。
今回は、PET緑茶飲料の購入意向をデイリーでトラッキングしました。その推移を一定期間(今回は半年)で区切って確認してみると、自社ブランドがどのような生活環境に影響を受けていそうだ、あるいは受けていなさそうだという、自社ブランドの市場におけるポジション仮説の参考になることがわかりました。
Yougov BrandIndexデータを用いてブランドのトレンド変化を捉えることで、最適なマーケティング施策の検討にぜひご活用下さい。 また、日本リサーチセンターのウェブサイトでは他にも自主調査結果を掲載しております。ぜひご高覧ください。
★企業ブランディングをテーマとしたウェビナーを開催します。ご参加お待ちしております。
- 日時:2020年8月25日(火)15:00~17:00
- タイトル:『Withコロナの今こそ見直したいブランド管理』 ~ブランド管理はデイリートラッキングの時代へ
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August 05, 2020 at 10:00AM
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