睡眠導入剤混入、運転中の事故14件
2020年12月11日 午前7時10分小林化工(本社福井県あわら市)は12月10日、製造過程で睡眠導入剤の成分が混入したため、自主回収している経口抗真菌剤「イトラコナゾール錠50『MEEK』」の服用者に関する健康被害の報告が9日時点で全国で29人増え、計113人になったと明らかにした。意識消失や記憶喪失、ふらつきなどの症状が報告されており、車など運転中の事故は計14件となった。死亡した例はない。
同社によると、混入があった回収対象のロットは、福井県内には流通していないことが10日までに確認された。
被害の報告は錠剤の自主回収を発表した4日時点では12人だったが、6日までに新たに51人、8日にはさらに21人増加した。交通事故は物損で、重傷や死亡した例はないとしている。
福井県は、9日に錠剤を製造するあわら市の工場を立ち入り調査している。
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December 11, 2020 at 05:10AM
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小林化工の健康被害29人増113人 - 福井新聞
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