
タクシー運転手への新型コロナウイルスの感染拡大を受け、赤羽国土交通相は16日、タクシーやバスの業界団体に対し、体温測定などで運転手の健康状態を確実に把握するよう要請したことを明らかにした。要請は15日付。
国交省によると、東京都や沖縄県でタクシー運転手の新型肺炎への感染が確認されている。赤羽国交相は16日、業界大手「日本交通」の営業所(東京都足立区)を視察。運転手が出発前に体温測定したり、車内の座席や手すりをシートで拭いて消毒したりする様子を見て回った。視察後、「運転手一人一人に健康を自己管理してもらい、しっかりと感染拡大を封じ込めていきたい」と述べた。
タクシー業界では、マスクの入手に苦心する事業者もある。国交省は、タクシーを含む交通事業者のマスクの優先的な確保について、経済産業省や厚生労働省と協議を進めるという。
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February 16, 2020 at 06:43PM
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「運転手一人一人が健康管理を」…国交相、タクシーやバス業界に要請 - 読売新聞
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