【幌加内】ソバ作付面積日本一の町内で、ソバの製粉販売「そばの坂本」（坂本勝之社長）が、ソバの殻むきから製麺までを行う農産物処理加工施設（木造平屋２８０平方メートル）を、町内下幌加内に建設した。坂本さんはソバ農家でもあり、生産から麺の商品化、販売までを行う６次産業化に町内で初めて取り組む。坂本さんは「幌加内だからできることを追求し、幌加内そばのブランドを守っていきたい」と話している。
町内ではこれまで、製麺は第三セクターのほろかない振興公社でしか行っていなかった。
新施設では、収穫後に別の施設で乾燥させた玄ソバの殻や甘皮をむき、重さや色で選別。製麺機や梱包（こんぽう）機も設置し、施設内で商品製造が完結する。粒子が細かく、石臼での製粉が難しい更級粉や打ち粉の製粉が可能な「ロール製粉機」も新たに導入し、製粉時の無駄も減らせる。総事業費は１億８００万円で、半額は国の産地パワーアップ事業補助金を充てた。
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March 15, 2020 at 10:32AM
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「幌加内ソバ」６次産業化 生産から麺の商品化まで 「坂本」が加工施設：北海道新聞 どうしん電子版 - 北海道新聞
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