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ECB、集団行動条項債を避ける公算-臨時購入プログラムの買い入れ - ブルームバーグ

欧州中央銀行(ECB)が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて導入した臨時資産購入プログラムによって、新たな投資の機会が生まれている。いわゆる集団行動条項(CAC)が付かない債券の購入だ。

  7500億ユーロ(約88兆円)相当の「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)」には、従来の量的緩和(QE)プランにあったような制限がない。単一銘柄や発行体別のECBの保有制限が取り払われた。

  2013年より後に発行されたユーロ圏の国債には、債権者の過半数が承認すれば債務再編を阻止したい少数投資家の反対を押し切れるCACが付帯されている。ECBは理論上は単一の借り手の主要債権者になることが可能だが、支配的な債権者となることを避けたいと考える可能性がある。

  ソシエテ・ジェネラルのストラテジスト、ケビン・フェレット氏はリポートで、「一部の管轄区域では買い入れ可能な債券が不足しており、ECBは再編リスクが低いとしてもCACが付帯されていない債券の方を恐らく好むのではないだろうか」と指摘した。

  ソシエテ・ジェネラルは、イタリアでは再編リスクがあるためCACが付く証券を購入する方が安全だとしながらも、発行済み債券が不足するドイツではCACが付帯されていない証券の購入を勧めている。

原題:ECB’s Pandemic Bond Buying Opens Up New Trade for Investors(抜粋)

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April 06, 2020 at 12:43PM
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