京都アニメーション放火殺人事件で、殺人や現住建造物等放火などの疑いで逮捕された青葉真司容疑者（42）が、現場に持って行った包丁を事件の数週間前に購入していたことが4日、捜査関係者への取材で分かった。京都府警は、早い段階から事件を計画していた可能性があるとみて調べている。
捜査関係者によると、青葉容疑者は自宅のあるさいたま市の量販店で包丁6本を購入し持参。「当初は包丁で襲おうと考えていた」と供述しており、事件前から襲撃に必要な道具をそろえるなど、周到に準備を重ねていたとみられる。
府警によると、事件3日前の昨年7月15日に京都入りし、事件当日にガソリン40リットルを用意していた。「犯行を邪魔する人がいたら包丁で襲うつもりだった」とも説明。府警は、襲撃方法を変更した詳しい経緯を調べている。
事件前日には、同府宇治市のホームセンターでガソリン携行缶や台車などを購入。包丁は事件直後、現場の京アニ第1スタジオ（京都市伏見区）の近くで見つかっている。
逮捕容疑は昨年7月18日午前10時半ごろ、社員70人がいる第1スタジオでガソリンをまいて火を付け、36人を死亡させるなどした疑い。
〔共同〕
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June 04, 2020 at 08:59AM
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事件数週間前に包丁購入 京アニ放火、早期に計画か - 日本経済新聞
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