サッカーJ3のブラウブリッツ(BB)秋田は10日、ヘルスケア事業の展開に向けた試みとして、秋田県内企業の従業員の健康増進をはかる「秋田健康幸せ(健幸)プロジェクト」を発表した。スポンサー企業2社と連携協定を締結し、まずは1社の従業員70人を対象にプロジェクトを始める。
BB秋田と協定を結んだのは、秋田市の福祉事業「きららホールディングス」と医療システム販売「アルファシステム」。腕時計のように体に装着して脈拍や歩数などを測れるアルファシステムの端末を、きららの従業員70人に9月から3カ月間貸与してデータを集積。健康状態の課題を見つけ、BB秋田の専属トレーナーによるウォーキング教室や、オンラインでのストレッチ指導などで改善を促す計画だ。
BB秋田の岩瀬浩介社長(39)は「秋田県が抱える健康問題に対し、我々が貢献できることもあるのではないか。(事業展開に向け)まずは小さな成功モデルをつくりたい」と語った。今後事例を積み重ね、県民が広く利用できる事業をめざすという。(高橋杏璃)
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September 11, 2020 at 08:30AM
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BB秋田、ヘルスケア事業参入へ 企業の健康増進めざす - 朝日新聞社
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