石垣市一般会計補正予算案
9月定例市議会に提出されている2020年度石垣市一般会計補正予算案(第8号)は8日までの2日間、総務財政委員会(砥板芳行委員長、8人)で審議された。新型コロナウイルス感染症対策事業(25事業4億8033万円)のほか、要支援者を対象にした防災ラジオ導入費、移動図書館専用車両購入費、新八重山博物館建設基金積立金なども計上されている。
防災ラジオ事業は、大雨・台風時に防災無線が聴き取りにくく、防災無線の拡声器の設置費用もかかることから、小型ラジオで対応するもの。FMラジオの電波を活用して防災無線の内容を流す。防災ラジオ500台を購入し、要支援者361人と公民館や自主防災会の関係者らに無償貸与する。事業費は1100万円。
図書館の備品購入費2272万円では、移動図書館車両、飛沫(ひまつ)防止パネルなどの新型コロナ対策、図書購入などに充てる。博物館建設基金積立金は2019年度決算剰余金を財源とした。博物館によると、建設に向けた考え方を整理しており、「次年度以降、事業化に向けた動きができるようにしたい」とした。
新型コロナ対策事業のうち、農林水産関係の特産品緊急地消拡大・次期作支援事業3005万円は、果樹や野菜を対象に次期作支援として有害鳥獣被害防止対策や、木工事業者を支援するための木工品製作と木工品販売施設改修などの支援経費。
肥育牛経営支援事業1320万円では、肥育牛1頭当たり3万円を上限に11カ月補助する。40頭を予定。養豚配合飼料利用支援事業322万円では母豚と配合飼料の購入費を半額補助する。母豚は25頭、配合飼料は140頭を見込む。水産関係では、八重山漁協の急速冷凍機購入補助として1980万円。
観光関連人材雇い止め緊急対策事業2574万円では、失業か離職した市民を1日4時間、週3~4日、16週程度の観光地美化作業で雇用する。100人程度を見込む。
教育関連の児童・生徒派遣費特別助成事業2736万円は、新型コロナ感染防止対策として県大会などへの派遣時にレンタカーやタクシーを利用したり、個室で宿泊したりする場合に増額分を助成するもの。
これを巡っては、市教委が現在、郡外渡航後に1週間の出席停止措置をとっていることから、委員から「石垣市だけのローカルルール。子どもたちは1週間出席停止があるので県の大会に出られないと困惑している。早めに見直しの方向性を示すべきだ」と整合性を求める声が上がった。
補正予算案はコロナ対策費など11億6017万円を追加して総額を427億3986万円とする内容となっている。
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September 09, 2020 at 07:25AM
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