牧野市長(右)から産業親善大使に任命された小沢さん=飯田市役所で |
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飯田市千代出身の演歌歌手小沢あきこさん(42)が四日、市の魅力をPRする市産業親善大使(菓子大使)に再任された。三期目の今回は、昨年に名勝・天龍峡を一望できる飯田の新名所「天龍峡大橋」が完成し、一層の観光客誘致が期待されている。ここまでの取り組みと今後の抱負を語ってもらった。
「地元銘菓の赤飯饅頭(まんじゅう)でもお店により味が異なることを知った。飯田以外の方はもっと知らない菓子がいっぱいあると思う」。二〇一三年から大使を務める小沢さんはそう振り返りながら、三期目の任期三年間に向けて「さらに勉強し、飯田名産の菓子のおいしさを広く伝えられるように頑張りたい」と意欲を示した。
小沢さんは、全国キャンペーンやしながわ宿場まつり(東京都)などを通じて、故郷の産業や観光資源の情報を広く発信してきた。一八年にはデビュー二十五周年を記念した新曲「飯田線」を発表。歌や会員制交流サイト(SNS)でも飯田に触れ、故郷の知名度やイメージアップに一役買っている。
「お菓子のともといえばお茶」と、今後は飯田のお茶も積極的にアピールしたいという。都内の飯田ふるさと会で、遠山郷にある下栗のお茶を飲んでおいしさに気付き「少し渋味があるが、甘い。(定期的に茶会が開かれる)猿庫(さるくら)の泉でお茶をたてられるくらい勉強もしたい」と笑顔を見せた。
市役所でこの日行われた委嘱状の交付式には、黄色の着物に身を包んで出席。牧野光朗市長は「なお一層リニア・三遠南信道時代に向け広くPRしてもらえたら」と期待した。
産業親善大使は、市出身の著名人三人が就任。小沢さんのほかに、ヘアメークアップアーティストの小椋ケンイチさん(水引大使、市田柿大使)、ものまね芸人のニッチロー‘さん(焼肉(やきにく)大使)が任命されている。
◆「東京五輪に向け、丁寧に伝える」
主な一問一答は次の通り
−これまでの取り組みで印象に残ったことは。
しながわ宿場まつりは反響が良い。歌を聴きに来てくれたファンの方々らが飯田のブースでリンゴや野菜を買ってくれて、交流できることがうれしい。
品川と飯田はリニアでつながることを伝えられることもうれしく思い、毎年おじゃましている。
−昨年十一月には、天龍峡大橋の開通を記念した催しにも参加した。
着物を着て多くの方と(大橋下の歩道)そらさんぽ天龍峡を歩かせてもらった。素晴らしい景色が橋の上から見られた感動から、飯田線の電車が見えたら「飯田線」を思わず口ずさみたくなった。景色の写真をSNSで発信したが、さらに四季折々の景色を届けたい。
−「飯田線」の発表から二年。今年の活動は。
「飯田線」は、昨年に発売した新曲のカップリング曲として、台詞(せりふ)を入れた令和バージョンで発売。今年はこのバージョンの「飯田線」を大切に歌ってきたい。
−今後の展望は。
千代はきれいな星や、よこね田んぼで造ったお酒が販売中なので、そのPRをしたい。「和菓子はおいしいんだに」と、口にしてもらえるような機会もつくれたら。東京五輪に向けても、演歌の良さ、水引、和菓子の魅力などを丁寧に伝えたい。
(伊勢村優樹)
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February 05, 2020 at 03:10AM
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演歌歌手・小沢さん、3期目の市産業親善大使に - 中日新聞
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