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5月10日は「地質の日」です - 経済産業省

2020年5月8日

私たちが普段暮らしている地面は、地層や岩石などでできており、その性質や状態のことを「地質」といいます。これを調査し、集約した地質図などは、地質情報として防災やインフラ整備などの様々な用途で活用されています。経済産業省では、地質に関する取り組みを身近に感じていただくため、産業技術総合研究所を通じて、ウェブサイトにて「地質の日@ホーム」を本日より公開しています。

1.「地質の日」の由来

明治9年(1876年)5月10日に日本で初めて広域的な地質図として「日本蝦夷地質要略之図」にほんえぞちしつようりゃくのず(200万分の1)が作成されたこと、明治11年(1878年)5月10日に地質の調査を扱う組織(内務省地理局地質課)が定められたことに由来して、平成19年(2007年)に「地質の日」が制定されました。これ以降、経済産業省では地質にちなんだ展示を毎年この時期に行ってまいりましたが、今回はバーチャル展示として行います。

2. 地質の調査に関する取組

経済産業省は、産業技術総合研究所を通じて、138 年にわたり、各種地質図やデータベースなどの地質情報を整備してきました。これらの地質情報は、産総研地質調査総合センター(GSJ)のウェブサイトで公開しており、一般の方でも自由に閲覧することが可能です。

3.「地質の日@ホーム」

  1. バーチャル展示の詳細については、地質調査総合センターのホームページ外部リンクを御参照ください。

  2. 公開日:令和2年5月8日(金曜日)

  3. 内容は以下のとおりです。

①地質や地質図について学べる動画集
日本の骨格図として社会を支える地図、地質図。地質図を作っている研究者の熱い思いに触れながら、地質図が私たちの暮らしにとても身近な存在であることを、動画でご紹介します。
地質図はネットでさまざまな情報と重ね合わせてみると、新たな発見・新たな利用価値がでてきます。お住まいの町や気になる地域の地質を見てみませんか。 

②全国の地質をもっと学べるパネル集
日本の地質について、よりよく知りたい方のために、「地質情報展(※1)」や地質標本館特別展(※2)の展示からピックアップしてご紹介。北海道から九州まで、日本各地の特色ある地質をわかりやすく解説します。 

※1地質情報展は、産総研地質調査総合センター(GSJ)と一般社団法人日本地質学会が共同で主催するイベントで、例年、日本地質学会の大会に合わせて開催されています。開催地にちなんだ地質現象の解説など多数のパネル展示のほか、化石のレプリカ作りなど子どもたちに人気の体験コーナーが設けられています。

※2産総研地質調査総合センター(GSJ)の地質標本館では最新の地球科学情報とともに日本の地質に関する展示を行っています(現在は臨時休館中)。

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担当

  • 本発表資料のお問い合わせ先
    産業技術環境局基準認証政策課 
    知的基盤整備推進官 黒田
    担当者:渡辺

    電話:03-3501-1511(内線3451~2)
    03-3501-9279(直通)
    03-3501-7851(FAX)

    E-Mail:s-kijun-NITE@meti.go.jpメールリンク
    ※新型コロナウイルス感染症対策により、職員不在の場合が多いため、上記メールを活用ください。

  • 公開内容についてのお問い合わせ先

    国立研究開発法人産業技術総合研究所地質調査総合センター
    担当者:斎藤、宇都宮
    電話:029-861-3540

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